みんなでつくる公式シナリオ作ろうぜという議題から。 シナリオのツリー方式の大本つくってみようぜという案からつくってみた 主人公( 主lll・д・`) 学生、異世界(地球)からやってきた少年 =================================  第一話 〜序章〜 ================================= ( 主lloдo`)うぁぁっぁぁぁぁぁあぁあ!!!! 世界が・・・歪んでいく 激しい轟音、景色がめまぐるしく変化していく 重力のなくなった世界、ここは地獄なのか天国なのか 足場がさだまらない。 目の前がだんだん真っ白になっていく ザワザワ・・・ザワザワ・・・ 見物人A『人間なのかしら・・。』 見物人G『いきなり空から降ってきたんだ、本当だって。』 見物人O『天狗か?それにしても奇妙な服装だ・・。』 奇抜な服装。突如、空からふってきた人間。 平和な王都【おにぎり】では、そうめったにある事件ではない。 噂は王都を駆け巡り、ひとめその人間を見ようと いつしか、あたりは千人以上の人だかりができていたのであった。 主人公( 主lll・д・`)うぅ・・俺は・・いきているのか・・?』 俺の第一声に見物人たちが一斉に声をだす 見物人D『お、おい。みろよ。言葉をしゃべったぞ!』 主人公( 主lll・д・`)『ぅぅ・・体が痛い・・ばらばらになりそうだ。ここは・・・日本なの・・・か・・?それにしては・・』 心の中【なんだ・・この人だかりは。あ、頭が割れそうだ・・。】 すると、あたりが、 より一層にざわめきはじめた 見物人たちは今度は俺じゃなく、違う方向に一斉に視線を注いでいる。 その方向に視線を向けると、五百以上の鎧に身を固めた兵士達がいた。 中でも視線を集めてるのが、先頭にいる三人の人物。 馬に乗った青い髪の女。 左右にそびえる金髪、銀髪の女。 見物人J『ひ、飛車様だ。そ、それに金様と銀様までいらっしゃるぞ・・』 ざわめく人だまりに一人の兵士が、大声で威嚇するように声をだす。 (兵`・□・´)『しずまれぇぇーーーぃ!』 大男の兵士の一喝に、あたりが一斉に静まり返る。 静まり返った王都の噴水広場。 そこにひとつの馬蹄の音が響き渡る。 青い髪の女だ。馬に乗りながら俺の目の前にゆっくりと歩み寄ってくる。 目の前まで迫りより、そして馬の上から見下すように 低く、冷たい口調で冷静に声を発する。 青い髪の女『奇妙な服装の男・・・。貴様一体・・・何者だ?』 全ての視線が一斉に俺に向けられる 主人公( 主lll・д・`)『ぇ・・・ぇ・・・』 青い髪の女(飛・д・´)『貴様は何者かと聞いている。返答次第ではこの場で死ぬことになる。正直に答えることだな。』 いきなり殺すとの宣言、見物人達の絶え間ない視線、みたことのない大勢の人に町並み。 俺は夢でもみているのか・・・ 夢だと思いたい。思い込みたい・・・。現実にこんなことが起こりえるのか・・・!? しかし全身を駆け巡るこの激痛・・・。 まるで警告ランプのように、ここが現実世界なんだと訴えているように思えた。 体が痛い。。女は脇にかざしてる大剣に手をつける。 主人公( 主lll・д・`)『そ、そんなこといわれても・・名前は●●●です。と、年は・・・ぇ、ぇ〜と・・・』 青い髪の女(飛・д・´)『そんなことを聞いているのではない!!どこの国のものだときいておるのだ! 空から飛んできた。奇妙な服装。貴様、我らが『オニギリ』の人間ではあるまい! 隣国の帝国の人間か、それとも他国か、はたまた妖怪の類か、それとも・・・ 身分を証明できない場合は、ここで死んでもらう。』 金髪の女が、あわてて駆け寄ってくる。 そして馬にのった青い女をなだめるように声をだした。 金髪の女(金・o・)『飛車様。突然そのようにおっしゃるのはいかがなものかと・・。 見てください。おびえているではないですか。』 銀髪の女(銀・-・)『そうですよ。飛車様。それに、もしかしたらアレという可能性も少なからずあるのですし・・・』 とっさに後ろを向いた。いつのまにか銀髪の女が俺の後ろに立っていた。 青い髪の女が一瞬笑う。 青い髪の女(飛・д・´)『銀。こいつがアレである可能性は0だ。見ろ。怯えた目。震える手足。なさけない顔。 まるで子供だ。もういい!』 飛車と名乗る女は後ろに振り向き、吐き捨てるように口ずさむ。 飛車(飛・д・´)『・・・殺す価値もないわ。金、コレの処遇はお前に任す。煮るなり焼くなり好きにするといい。』 そう吐き捨てると、俺を無視して大男の兵に号令をかける。 飛車(飛・д・´)『予定通り、このままノリ城まで進軍を続行する。時間を無駄にした。 予定通りの時刻までに入城させる。行軍速度は少し早めに。20分後進発する。 各々準備はおこたるなよ。』 そういうと兵の返事も聞かず、馬を蹴りあげ、広場にいる全員に聞こえる声で叫んだ。 飛車(飛・д・´)『みてのとおり、余興は終わりだ。 噂の男はただの人間だ。 今すぐ噴水広場から去りなさい。』 飛車の言葉に呼応して、兵達が平民達を広場の外に誘導し始めた。 とっさに飛車は金銀に目を配らせる。金と銀は相槌を打った。 金髪の女と銀髪の女が、紐とサルグツワを片手に俺の前に迫ってくる。 そして耳元で小さい声で囁いた。 金髪の女(金・o・)『安心してください。殺したりはしませんよ。』 銀髪の女(銀・-・)『そうです。ちょっと・・動けなくなってもらいますけどね。ふふ』 そういうと素早く俺を縄でぐるぐるに縛り上げていく。 主人公( 主lll・д・`)『ひぃぃぃー、や、やめてくれぇぇー。』 す巻きになった少年を、密かに荷馬車の中に放り込む。 それを見届けた飛車は、安堵し、また周囲に目を配らせる。 しばらくして一人の兵士団長が飛車の側に駆け寄ってくる。 (兵`・□・´)『飛車様。平民の誘導完了いたしました。いつでも進軍可能です。 し、しかし、よろしいのですか。飛車様。 噂の元凶。あの少年の身元を確かめなくても・・・?』 飛車(飛・д・)『よい。あの少年が何者であろうが関係ないことだ。進軍中に奇妙な噂を耳にした。 噴水広場に大勢の人間が集まることは、今は危険だ。今は帝国との合戦準備の大事な時期だ。 噂をしずめ、集まった人間達を解散させるために、こうして寄り道しただけだのことだ。それより ただちに進軍を開始する。』 (兵`・□・´)『し、しつれいいたしました。そのようなお考えであったとは。た、ただちに進軍を開始いたします。』 飛車(飛・д・)『金と銀はここでお別れだ。金銀の代わりの補佐は君に任せる。やることは山積みだ。迅速に動いてくれ。』 兵士団長はあわてて、動き回る。 夕焼けがかった空を見上げ、飛車は可能性のことについて考えた。 心の中『可能性は0ではない・・・が・・・。あいつが我らが【オニギリ】王国を救う【光の駒】の鍵とはとても思えん。 とりあえずは金の奴にまかせるとするか、鍵の探索も大事だ。だが国王より命ずられし各城の要塞化・・。、 いっこくも早く、帝国に隣接する全ての城の防衛強化をすすめねば・・・ 隣接する帝国『カラクリ』 我が王国『オニギリ』より国土は広いが、人口はすくない国だ。 前カラクリ王は、我が王と同じ志を持つ立派な人間だった。そして50年以上前からの同盟国である。 しかし・・・、突然、前王が謎の死を遂げ、新たな新王にかわってからキナ臭い関係になりつつある。 その理由は、帝国が人口を補うために開発した高性能カラクリ人形。 とりわけ戦闘人形の数が以前にまして格段に増えてきているとの情報が入ってきているからだった。 なにかがおかしい・・・。この世界でいったい何がおこっているのか・・・いや、起こりつつあるのか・・。』 第一話        糸冬 了..._〆(゚▽゚*)